子は親の背を見て育つといいますが、弟というものは兄の背を見て育つようです。
兄が楽しそうに新聞を書いているので、弟ももちろん真似をします。そうして出来たのはこちら、「つきよたけ しんぶん」。つきよたけ・・・固有名詞。それこそすぐにネタもつきそうなものですが、なんと現在5,6号まで出来上がっております。写真は3号までしか撮っていないのですが。
まずはつきよたけとはなんぞや?の説明ですね。
「ツキヨタケにはイルジンCという毒があります。ツキヨタケを食べると下痢、腹痛が起こります。夜になるとぼんやり光ります。」
第二号は題名にもある通り「説明」新聞。なんの説明かと言うと、これから登場予定の人物(キノコ)の名前と学年の説明です。
「家族は10人、お友だち家族は6人家族。つき君(年長)、つるこちゃん(6年生)、つれちゃん(2年生)、つきよ君(5年生)、つう君(4年生)、つきよたろう君(3年生)、つうこちゃん(高1)、つこ君(高2)、つりたろう君(1年生)、つみちゃん(赤ん坊)」
ようたん、どうやら世の中には高校の前に中学校というものがあることを知らないようですね。
3号は校歌の特集。つきよたけの世界にも学校があるのですね。
「(1番) 春の木(キノコ)ツキは おともだち
ころんだ こども ほけんしつ
せんせいから おこられた おともだち
ああ ああ われらの つきよたけ
(2番)夏の木 ツキは しらないこ
おともだちできた おともだち いっぱい たのしいよ
ああ ああ われらの つきよたけ」
こういうものを真顔で真剣に書いているんです。ようぴい、不思議な子かも。さらにこれ、3番と4番もあるのですが新聞自体がなくなりました。どこいっちゃったのかしら?見つかり次第また掲載させていただきますね。この後、校歌の中でインフルエンザが蔓延したりといろいろ大変だったはずです。
そもそもツキヨタケがどこから来たかと申しますと、これもまたそうくんの愛読書「有毒生物のふしぎ」から。終わりの方のページにひっそり、あまり内容も無いので半ページちょっとしか掲載されていないツキヨタケですが、ようたんの心を掴んでしまったようです。