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娘とわたし

娘とわたし_e0105846_829584.jpg昨日は小学校の授業参観があり、抱っこしたまま2時間見学したら、やはり重くて疲れました・・・。

赤ちゃんのいる生活はちょっと自由はないし、なにかと中断されて思うように進まないけれど、その分この時間にご飯作っちゃおうとか、今のうちに掃除機かけちゃおうとか、今なら新聞が読めるとか、以前よりもっと集中して時間を使えるようになった気がします。その分お昼寝しちゃったりもするんですけど・・・。

これから先温かくなって、赤ちゃんとおさんぽしたり、お弁当を持って近所の公園に遊びに行ったり、そこで新しい友達が出来たり、絵本の読み聞かせしたり、また「いないいないば~」や「おかあさんといっしょ」を見たりする生活が待っているんだと思うとちょっとわくわくします。またそうくんやようたんのときにしていたような、毎日お日様のもとでめいいっぱい遊ぶ子育て生活が待っている。それを3回も味わえる私は幸せ者だなぁ、と。




結婚するまで私、かなりウジウジ君でした。哲学の本とか結構たくさん読んでいたし、毅然と生きるにはどうしたらいいのか本気で考えていました。でも結婚して子どもを産んだらものすごく健康になった。生きていれば部屋は汚れる、目の前の赤ん坊は泣く、自分だって腹は減る、うじうじしている場合ではなくなった。そうやってひとつひとつこなしていくうちに、哲学書はもういらないな、って。私にとっては生活と子育てが救いになったんだと思います。家庭生活セラピー。(もしかしたら女性に哲学者が少ないのは、そういうことなのかもしれない。)

一方で子育てに行き詰って虐待してしまう親の気持ちも分かります。自分でもはっと思う瞬間がある。手を挙げずにぎりぎりでとどまっている瞬間はもしかしたら誰にでもあるのかもしれないと思ったりもします。自分をなくして、見返りを期待せず、24時間365日ひたすら捧げつくす育児ってやっぱり大変だと思うから。勉強とか仕事とかって、努力すればそれなりに結果が出ることだけれど、育児って自分がどんなに努力してもどうにもならないこともあるって、言ってみれば初めての挫折というか敗北感みたいなものも経験できるでしょ。「しょうがない。」「ま、いっか。」その境地って結構強い。だから母は強いんだと思う。

子どもを育てるのは簡単じゃないけれど、それ以上のかわいさや豊かさをもらえます。ちょっと大きくなれば兄弟で遊べて私はむしろ楽になるし、後々の子どもたちにとっても兄弟が多いの楽なんじゃないかと思いました。なにかあったら兄弟で相談しあえるし、ひとりで何もかもを背負わなくていいから。だから一人っ子育ての大変さと3人兄弟育ての大変さは、いろいろな意味でトータルで相殺し合えば同じなんじゃないかと思う私です。

とりとめなく書きました・・・。

写真は夕日に写るこっちゃんとわたし。泣いていても思わず、かわいいな~と泣いた顔をじーっと見ちゃいます。今日で生後80日。
by higumake | 2010-01-15 08:29 | 赤ちゃんのいる生活


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