「手から手へ展」へ。

あれ?検索しても出てこない・・・と思っていたら、書き途中で公開してなかった!と、慌てて公開。子どもたちにもどうしても見せたくて、家族で「ちひろ美術館」へ行ってきたときの記録です。

e0105846_165361.jpg「手から手へ展」は、日本の絵本作家たちが中心となって、「3・11後の世界から私たちの未来を考える」というテーマで世界の仲間に呼びかけ、作品を募った展覧会です。主催者代表の降矢奈々さんのメッセージはこう。

子どもたちの未来のために
これ以上負の遺産を増やしてはならない。
誰かの犠牲の上に成り立つ
豊かさから決別したい。


絵本作家たちは、子どもたちの近くにいる人たちだから、だからその思いは、未来を生きる子を持つ母の気持ちにも近いのかもしれないと思います。人の親でも経済優先という考えの人もいるだろうけれど、私はやはり人の命はお金より重いと思いたい。子どもたちが生きる未来に、核のゴミを押し付けたくはありません。
入口には「手の木」があって、来場した人たちの手形と共に、メッセージも張り出されていました。私たち家族も観終わった後、5人それぞれに自分の手形をとり、メッセージを描いてきました。こっちゃんも自分の手型にたくさんの色を重ねてきました。
e0105846_1673162.jpg
私は、細かくは忘れてしまったのだけど・・・
「毎日温かいごはんを食べ、ふかふかのお風呂で眠り、子どもたちは外でいっぱい遊んで大きくなるんです。そんな日常をおびやかすものは、必要ありません」
と母の立場からの反原発メッセージを。

絵を愛する小学生のようぴは、
「僕は絵を見るのが大好きです。また大きな地震が起きても、また美術館へ来て、絵を見たいです」
と素直な気持ちを。

夫のが彼らしくて良かったんですが、後からふたりして思いだせなくて。でもこんな感じのメッセージでした。
「人間はうまく考えることができないから、一度無くしてみないとわからないことがあります。もう一度自分の頭で考えてみよう。」
そんな感じのことを、もうちょっと分かりやすく書いていました。

そして中学生のそうくんのがこれ。
「それでも 前を向いて 歩いていこう あなたも わたしも」

まさにこれからの世界を生きるこどもが、そんな前向きな気持ちを書いていたことに、私はとてもうれしかった。この子たちの未来は、今よりましなんじゃないかって。

私も子どもたちも原子力発電を選んだ覚えはありません。生まれた時にはもう既にそれがありました。3・11で日本人は変われると思ったのに、また元に戻ろうとしている日本。そのことに対して私の中には、残念ながら静かな怒りがあります。でもある絵本作家も書いていたように、

気づいた人から 声を出そう
そして一緒に 手をつなごう
そうすれば きっと きっと 変えられる

(原文はひらがなだったかな?)

そう信じていきたいです。

これ、7月中に書いていたのに、公開するのをすっかり忘れ、東京での展示もとーっくに終わってしまいました・・・!でもこの後島根、横浜、京都と日本を巡回していく予定のようです。興味のある方はぜひ足を運んでほしいです。

自分のこととして考えていこう!

[PR]
by higumake | 2013-10-14 17:20 | 日々のくらし


<< ちひろ美術館「長新太展」へ。 休日ランチ >>