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宿題

昨晩こどもたちに「おやすみ」の挨拶をすると、そうくんが一言「もう不安なことは何もない!」と叫びました。「それはすごいことだね。よかったね。ところで何か不安なことでもあったの!?」と聞くと、「ひばりの暗記が完璧になったから。」とのこと。

「ひばり」の暗記とは、小学校の宿題の一つです。「ひばり」は谷川俊太郎や工藤直子その他の詩人が書いた詩を集めた音読のための副読本。その中には38編の詩があるのですが、最低学校指定の5つ、それと自分で選んだ5つの計10の詩を1年間で暗記するのが課題の一つなのです。勢いをつけるためにまずは自分で選ばせた詩を5つ覚えさせたのですが、学校指定の【音】という詩が少し難しかったんですね。それがまだ終わっていないというのが、真面目なそうくん的には不安の材料だったらしく、でもその詩に昨日やっと取り掛かり案外すんなり覚えてしまったので自信をつけた模様です。

「ひばり」の宿題に関して家の人がやるのは、子供が詩を読めたらサインをしてあげること、そして暗記が出来たら暗記の欄にサインをすると、次の日子供は朝の学活の時間にテストを受けられて、しっかり暗記が出来たら先生からOKスタンプをもらえる仕組みになっています。

一応1年間で10編が目標ではあるけれど、そうくんは全て覚えるつもりでいます。でも上には上がいるもので、既に17の詩を暗記している子もいるとか。でも子供のペースはそれぞれ、マイペースに楽しく頑張ってほしいです。

それにしてもすごいのは、子供って一度覚えた詩はずっと覚えているものなんですね。いつ言わせてもすらすら出てくるのです。私も一緒に覚えたのですが既にあやふやで、なんとようたんに「次は”乗せて”ってチョウが言うんでしょ?」と指摘される有様です。とほほ。

学校からの宿題は毎日あります。「ひばり」の他にはプリントが1,2枚。こうして勉強するクセをつけさせていくのでしょうね。
by higumake | 2007-05-17 10:10 | こども


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