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最近買った子どもの本

そうくん在園中の3年間、幼稚園で「こどものとも」を定期購読していたので、毎月新作絵本を持って帰ってきていました。一冊が400円前後だから、1年間で5000円弱。5000円という金額は丁度ゲームソフト1本分くらい?習い事の一月分より安いくらいかな?その程度の負担で良い絵本を子どもに与えて欲しいと、実際絵本を作ることに携わっている書店の方は切に話していました。福音館書店の方の講演会は幼稚園で毎年やっていたから、いろいろ興味深い話が聞けてよかった。そして定期購読というものもなかなかよいものです。なぜなら絵本も自分で選ぶとどうしても偏るから。自分では選ばないような絵本が、案外とてもよかったりするのです。いい出会いになったりするのです。
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ベストセレクションだったか、人気が出てハードカバーで出版されたものをソフトカバーで復刻みたいなシリーズを購読していたけれど、それでも毎月毎月くるとさすがに増えてしまいます・・・。というわけで今年は購読をやめました。そのかわり良さそうなものだけを書店で買っています。今年度初めて買ったのは今月発売号のこれ。

最近買った子どもの本_e0105846_10462659.jpg「あいうえおみせ」安野光雅です。あいうえお順、いろはに順でお店が並んでいます。安野さんのすばらしい絵と共に!「わさびづけや」や「るす」なんかもあっておもしろいです。著名な作家による書き下ろし絵本。これだけの内容で定価410円(税込み)ですから、福音館書店ほんとうによい仕事をしていると思います。以前幼稚園で聞いた絵本の講演会での話(自分でまとめたもので恐縮ですが)、絵本って大事だな~ということがよーく分かるので、興味のある方は読んでみてくださいね。児童書を作る人がこういう深い考えと愛情で全力で作ってくださっている絵本はやはりすばらしいと思います。有難いです。

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次はGWに実家に遊びに行ったときに祖父に買ってもらった絵本です。迷路の本なのだけど、これがなかなか深い!「伝説の迷路」ならヤマタの大蛇のモチーフだったり、バベルの塔モチーフだったり。迷路も1枚の絵に2種類くらい入っているだけでなく、隠し絵や問題が必ず入っていて迷路以外にもいろいろ遊べるのです。ウンチクも隠れていて大人でも十分楽しめる内容。5種類あって、我が家にあるのはそのうちの3つ。上の絵にも天使が何人も隠れています。

時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで
香川 元太郎 / / PHP研究所
ISBN : 4569685323


進化の迷路 原始の海から人類誕生まで
香川 元太郎 / / PHP研究所
ISBN : 4569687288


文明の迷路―古代都市をめぐってアトランティスへ
香川 元太郎 / / PHP研究所
ISBN : 4569685749



ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
C.S.ルイス / / 岩波書店
ISBN : 4001140349

最後に現在そうくんがハマりにハマっている本を紹介。映画にもなっている(現在第2章が公開中です)ナルニア国物語です。これ児童文庫でふり仮名がふってあるとはいえ、字も細かめだし、文章量も多いです。でももう暇さえあれば読んでる。「そろそろお風呂に入って~」と言っても、「今おもしろいところだから!」と待ったがかかったりするほど。学校に行くときもいつも小脇にこの本が!(現在は第3巻を読んでいます。)きっかけはクラスの女子。その子は既に完結編第7章まで読んでいて、その文学少女?のおすすめの本という発表に食らい付いたようで・・・。でもお陰でその子といつも語りあっているらしいです、ナルニア談義。そういう友達に恵まれてよかったよ、息子・・・。ちなみに残念ながらそこから恋は生まれていないようです・・・(本人談)。
by higumake | 2008-06-18 08:14 | こども


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