撮影というものは大抵押し押し状態になってしまうものですが、19時から予定の宴(うたげ)の撮影はちゃんと19時から始まりました。でもその頃にはみんなのおなかはぺっこぺこ!宴の準備はみんなでして、父の合図で乾杯もして、お月見のお料理をいただきました。行事の宴会の事を直会(なおらい)というそうです。神人共食といって供えたものを神様と私たちとで一緒に食べて、神様の力をいただくのだそうです。すてきなことですね。
※こちらの写真は全てクリックすれば拡大できます。 献立:鮎の塩焼き、筑前煮、里芋の衣かつぎ、茄子の胡麻和え、糠漬け、おむすび 今回はこの6品と簡単に。でもひとつひとつをどどーんとダイナミックに盛っているので、見劣りはしないですよね。(使用している器がまた大きいの揃いで良いのかも。) あとお酒は「月の桂」の吟醸とにごり酒。月見にちなんで月のお酒、15度くらいあるお酒だったと思うのですが、さすがのロシア人リポーターさんは、「飲みやすい。軽いですね。」とおっしゃっていました。そりゃーウォッカと比べたらね。子どもたちには自家製梅ジュースです。 そして食後にはミニお団子も。あんこときな粉を添えました。 母もコメント欄で解説してくれたので、こちらにも転記しておきます。 お月見にちなんだ料理 ☆筑前煮:季節の野菜でお祝いを。 ☆鮎の塩焼き:那珂川産。6月の若鮎から始まってお 月見の頃が最後の鮎でしょうか。 ☆衣被(きぬかつぎ):里芋の小芋を茹でた物。昔の高 貴な女性が外出する時に着物を頭から被った様子を表したもの。なんでこんな美しい名前をつけるのでしょう。 ☆茄子の胡麻和え:美味しい秋茄子。国立の谷保の名物の1つ。 ☆丸いおむすび(満月の形!)とぬか漬 ☆月の桂(日本酒):行事は盃事。月に生えているといわれる巨大な桂の樹に因んで。 ☆梅ジュース(自家製):子ども用。 ☆お月見団子:あんこと黄な粉のお菓子。 インタビューを受けながら、みんな揃って食べているときの写真がありませんね。食べることに夢中で! 食後には「みんなでお月様を眺めているという図」の撮影もありました。当日は十五夜ではなく十二夜。しかも曇っていて月自体見えずでしたが、心のきれいな人には見えるんだ!とかなんとか言って、あるべき方向を眺める母と孫達なのでありました。指まで指しちゃって、やらせといえばやらせですけどね(笑)。 献立考案や室内のしつらいにお花の発注その他、腰痛→湿疹→帯状疱疹→史上最大の口内炎と満身創痍(苦笑)の母もがんばりました!翌日は仕事のじじ(父)、夫と弟もお疲れ様。義理の妹と私は今回かなり名アシスタントだったよね!放送まで私たちはチェックできないし、見たいような見たくないようなだけど(苦笑)、いい経験をさせてもらいました。 今回は幼すぎてお団子つくりに出演できなかった甥っ子その2のだいぽん、もうすぐ2歳。宴会中もお昼寝中だったりして、撮影中は徹底して存在感がなかったのですが、この子がね、またかわいいのよ・・・。2年前にはホヨホヨだったのが、今ではしっかり自己主張します!そして5歳離れているようたんが、やけにおにいちゃんに見えますね。そしてその2年前には「もうひとりどうする~?」的な発言をしていたコメント欄の私たちでしたが、yokoちゃんは既にもうひとりいっちゃったし、まちこさんと私も3人目を妊娠中。mちゃんも「秋以降!」と前向きな検討に入っちゃっているし、なかなかやるよね、私たち!
by higumake
| 2009-08-11 09:11
| おもてなしごはん
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